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トヨタ期間工での平均年収は約450万円、
スバル期間工の平均年収は約430万円。
その上、期間工には寮費が無料、水道光熱費も無料なので、この費用を年間換算すると年70万円くらいになります。
よって、トヨタ期間工の実質年収は520万円
スバル期間工の実質年収は500万円にもなります。
ところが、2021年度の日本のタクシーの平均年収は約270万円です。
この数字だけ見ると、タクシードライバーは期間工よりも月収が低いとなります。
では、タクシードライバーは期間工よりも稼げない仕事なのか?
というと、現実はそうではありません。
地域によっても平均月収は大きく違います。
2020年度のタクシー労働者の地域別平均年収
地域 | 平均年齢 | 勤続年数 | 平均年収 |
全国 | 61.5歳 | 10.2年 | 269万円 |
都道府県別平均年収TOP10
順位 | 地域 | 年収 |
1位 | 石川県 | 494万 |
2位 | 兵庫県 | 427万 |
3位 | 埼玉県 | 369万 |
4位 | 大阪府 | 358万 |
5位 | 福井県 | 344万 |
6位 | 東京都 | 338万 |
7位 | 神奈川県 | 318万 |
8位 | 三重県 | 316万 |
9位 | 茨城県 | 314万 |
10位 | 長崎県 | 300万 |
都道府県別平均年収ワースト5
順位 | 地域 | 年収 |
1位 | 奈良県 | 161万 |
2位 | 青森県 | 197万 |
3位 | 佐賀県 | 205万 |
4位 | 愛媛県 | 211万 |
5位 | 岩手県 | 215万 |
石川県が最も平均月収が高く、奈良県の平均月収が最も低くなっています。
タクシードライバーの平均年収が低い理由とは?
ドライバーの力量によっても月収は変わります。
というのも60歳を超えて年金も貰らいながら働いてるドライバーは
月10万円稼げれば良いと割り切っている人も多くいるからです。
そういう人達の月収も平均月収の計算に含まれて来るからです。
「さぼっても問題なし。」これです。
これが東京の平均年収をがっつり下げていたんです。
タクシードライバーの平均年齢は60歳と高めです。
最近になってようやく大手タクシーが採用に力を入れているようですが。新卒の若手なんて滅多に入社しません。
タクシードライバーには。リストラされた人、元期間工、倒産してしまった元社長、定年退職したサラリーマンなどです。
こうゆう人達の中に仕事なんか二の次の人達がたくさんいます。
月15万稼げたらいいという人が数多くいるわけです!
「しかし、それでもやっていけるのがタクシードライバーの仕事なのです!」
早朝~夕方まで車庫内で同僚とおしゃべりして、夕方からの忙しいビジネスマン相手にちょっと営業したら、即退社。
“あえて”稼がないように働いている人のデータも入っている平均データなので、単純に他業種と比較して平均年収が低いと考えない方が良いと思います。
よって、意欲的に稼ごう!と頑張っているドライバーの平均年収は軽く500万円以上あるという事です。